メルボルン修行計画 その2
事前準備
事前に準備する項目は、次のとおりです。
- タバコの免税範囲の確認
- 中国国際航空にて航空券の予約
- ホテル予約
- 現地ツアーの予約
- 観光ビザ(ETAS)の取得
- 空港から市内までの交通手段確認
- 現地simカード購入方法の確認
- 北京空港の乗り継ぎ手順の確認
- 医薬品の持ち込み(申告)の確認
タバコの免税範囲の確認
喫煙者の海外旅行で、一番重要なのは、渡航先の喫煙事情です。
出国時に免税価格でタバコを安く買ったのに、渡航先の免税範囲を超えて、追加納税するのでは、かえって高いタバコ代になってしまいます。
まず最優先でオーストリアのタバコ持ち込み制限を確認。
以下、在日オーストラリア大使館のPDFから引用。
タバコ
あなたが18歳以上であれば、 50本のタバコまたは50グラムの葉巻またはたばこ製品を無税でオーストラリアに持ち込むことができます。
と、免税枠が記載された日本語版PDFがダウンロードできました。
今回の滞在日数は、丸2日ちょっとなので、一箱ちょっとあれば間に合いそうなので、問題無しです。
ちなみに、帰国時のタバコ(紙巻たばこ)の免税範囲は、日本製200本、外国製200本。
私の場合は、マルボロ1カートン、及び、メビウス1カートン、合計2カートンが免税範囲。
空港でみかける旅行代理店の添乗員が、大声で「たばこの免税範囲は、1人2カートンまでです!」と言っているのを聞くと、脱税幇助にあたるんじゃないか?とツッコミたくなります。(笑)
尤も、故意ではなく、単なる勘違いなんでしょうけど。
誰も見てなくても、お天道様は見てるよ?ってことで、申告は適切に。
航空券、ホテル、現地ツアー
航空券は中国国際航空の公式サイトから。
ホテルはちょっと悩んだので、後日Expediaで。
現地ツアーは、VELTRAを使いました。
これがオススメという訳ではなく、今回はただ何と無く上記サイトを利用しました。
観光ビザの取得
オーストラリアに行くなら、イータス(ETAS)。
という、電子VISAが必要になります。
取得方法は幾つかありますが、今回は㈱ビューグランドという、ビザ取得代行会社にお願いしました。
ETAS|イータス等海外ビザ申請代行【株式会社ビューグラント】
渡航まで1ヶ月以上ある場合、1人450円+消費税で済みます。
父と私の2人分のデータを、フォーマットに打ち込み、料金をカードでオンライン決済しておしまい。
後は登録完了のメールが来るのを待つだけ。
安く、簡単にすみましたが、記載例のとおりパスポートの最初のアルファベットを打ち込んでしまい、完了通知を確認した時点で青ざめたのは笑い話です。
結果として3人分の費用をかけてしまいました。
私の分だけ、再度依頼して(再度支払有り)、渡航前にビザの手配が終わりました。
完了メールが届いたら、内容の再確認は必ず行いましょう。(笑)
空港~市内の移動手段
空港から市内までは、鉄道がありません。
移動手段は、ざっくり次のとおり。
行きは、スカイバスを使う予定にしました。
現地sim購入場所
ATMーOPTUS(simカード)ー出口ーSky Busという流れで、現地simを買う予定にしました。
北京空港の乗り継ぎ
北京空港で乗り継ぐ場所、乗り継ぎ用のゲートを通り、パスポートのチェックと手荷物検査を受ける事になります。
ネット上では、PM2.5の濃度が高すぎて、北京空港に降りられず、メルボルンに行けなかった事例もありました。
これは運次第なので、祈ることにしました。
※愛煙家情報
- 北京空港は全面禁煙。
- 乗り継ぎの際に、ライターは没収されます。
医薬品の持ち込み
オーストラリアは、固有の生態系を維持するため、食品など口に入るものは、原則として全て申告をしなくてはなりません。
無申告で持ち込みが発覚した場合は…。想像したくもありません。
父も70代ですので、食後のデザートのように、常に処方薬を服用しています。
色々調べた結果、申告しないで持ち込めたとの記載がネット上には溢れていました。
しかし、処方薬は英文処方箋を持参し、申告するのが原則のようです。
とはいえ、近所の町医者で、70代の主治医に「英文処方箋を出してください」と言うのは、あまりにも酷な気がしましたし、英文処方箋作成サービスを行う事業者も散見できましたがそこそこの値段でしたので、今回は、処方薬と一緒に貰う薬の説明に、薬のターゲットと、主要成分を英文で追記し、税関では「マイメディシン」と答えるように父に指導しました。
英会話が大嫌いで英語がほとんど出来ない私と、更に輪をかけて英語が皆無の父との二人旅です。
これだけでは不安なので、私も一般販売されている未開封の総合感冒薬を持参し、一緒に税関で申告する事にしました。
これで事前準備はほぼ整いました。あとは荷造りをして出発に備えるだけです。
(あとは野となれ山となれって感じです)
2016年11月末頃の話です。