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スーツケースのタイヤ破損と携行品損害保険(海外旅行保険)

スーツケースのタイヤが壊れた。

'18.8.11

リューデスハイムのホテルをチェックアウトし、ライン川クルーズの船着き場に向かう途中、家族から『スーツケースのタイヤが動いてないよ』と…。

見るとタイヤのゴムが割れ、車輪も削れていました。

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スーツケースは、ace. ロックペイントSS。

157㎝、91リットル、3.1㎏という優れもの。

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去年の11月に2個まとめて3万円で購入し、プノンペンハノイ、グアムと今回のベルギー~ドイツで、3度目の旅行の相棒。

しかし恐るべし、ヨーロッパの石畳。

ここで選択肢は、そのまま引き摺って歩くか、スーツケースを現地調達するか。

この後は、ケルンに一泊して、翌晩の便で帰国だったので、スーツケースは引き摺って行くことにしました。

 

成田空港から保険会社に電話した。

帰国時して、ターンテーブルでスーツケースを待つ間に、クレジットカード会社でカード付帯の海外旅行保険の保険会社へ電話。

空港で破損に関する証明書を発行して貰うなら、このタイミングしかないと思い電話をしたら、旅行中の携行品損害は、空港手続き不要との事だったので、事故受付だけ済ませて帰宅しました。

 

携行品損害の支払いとは?

スーツケースの破損の場合、損害額の上限は、購入から一年以内は購入価格。

 

以後毎年10%ずつ補償額が下がるが、下限は購入価格の50%が補償される。

 

この範囲の中で、実損額(修理に要する費用)が保険金の支払限度額となる。

 

ただし、修理不能(全損)の場合には、購入からの年数分の減価償却をした後の、補償額の上限金額が支払われる。

 

修理は絶対に必要か?

損害保険は、実損填補が基本である。

実際に被った損害を補填するので、損害額を確定させれば、その保険金を修理に充てるも、修理をせずに現金で受けとるも、本人の希望する方法で良い。

ただし、損害額を確定させるための見積料金は、保険金で支払われない。

 

保険修理ならメーカーに頼め

今回は、老舗であるエース株式会社の商品だったので、メーカーに修理をお願いする事にしました。

 

保険会社が斡旋する修理会社もありますが、メーカーが修理受付してるなら、メーカーのプライドがあるので、メーカーに任せる事をお勧めします。

 

エースでは、保険修理の見積りをお願いしましたが、完全に壊れたキャスター1個を交換ではなく、4個全て交換の見積りが出ました。

 

タイヤを1個交換すると、全体のバランスが崩れるので、ケースの適正なバランスを取るためには、タイヤ全部を交換する必要がある。という、損害額を確定するには最適な回答をいただきました。

 

保険会社の修理だと、保険会社へ忖度されて、キャスター1箇所だけの修理で終わったかもしれませんね。

 

修理をするか否か

キャスター交換4ヶ所×3,000円で、1個あたり12,000円の損害。

 

石畳でもう1個のケースもタイヤが偏磨耗していたので、そちらもキャスター4ヶ所が要交換という見積りになりました。

 

購入価格は合計3万円、損害額は2万5千920円、免責(自己負担)3千円。

 

今回修理を行わなければ、約2万3千円の入金、社外の補修部品で応急処置をすれば、手元に2万円残ります。

 

エースの大型スーツケースが実質1個5千円になる計算です。魅力的な話で、この選択も適正手続きとして認められています。

 

ですが、今回は全てのキャスターを交換してもらいました。

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適正手続きであっても、お金だけ受け取るのは気がひけましたので、現状回復のうえ、交換前部品を返還してもらい、次回の破損時には現場では部品交換できるようにしました。

 

エースのカスタマーセンターは対応が悪かった!

スーツケース修理は、原則として購入店舗か、カスタマーセンターに持ち込み修理となります。

 

見積りだけで修理をしない場合、免責金プラス送料が自己負担になるので、どちらでも対処出来るように、持ち込みをしようと考えましたが、カスタマーも購入店舗も、少々遠方の為、近くのアウトレットに持ち込んで修理の相談は出来ないか?とカスタマーに質問したら、『アウトレットは店員に知識が無いからダメ』、『修理するならカスタマーに持ってこい』、『送って寄越すなら送料は自腹だぞ』ぐらいの返答をされました。

 

車に例えると、『車が壊れたからトヨタの看板掲げてる町工場に相談したいんだけど…。』

トヨタ自動車の直営店じゃなきゃ無理!』

って言われてるようなもんです。

 

原則論だけの上から目線でコメントを吐くカスタマーには、正直ブチキレそうでした。

 

エースのアウトレット店舗は神対応

とある埼玉県内のアウトレットモールで、ダメ元で修理の相談をしてみたら、

『当店舗で購入してなくても、エース製品なら修理の見積受け付けますよ。当店舗にお持ち頂ければ、カスタマー迄の送料も此方で負担します。』

まさに神対応

保険金だけ受け取って、新しいケースを貴方から買います!と言いかけてしまった…。

 

今回はキャスター全部交換しましたが、次のスーツケースを買うときは、真面目にあの担当者指名で買いに行きます。

 

そして、エースのカスタマーには二度と電話したくないとも思いました。